半年ぶりのブログ更新です。
すでに2023年バリバリ突入してますね。早いですね。
ゲームはチマチマやっております。
今回クリアしたゲームはこちら。
2021年9月24日 に突然発表が来てそのままDL版発売の流れでした。
SFC版を子供のころにやってたので期待大でした。ようやくプレイ&クリアしたので感想などを。
どんなゲーム?
ざっくりいうと神様シミュレーションゲーム。
主人公はかつて邪悪な存在サタンと戦った神。
邪悪なる存在は封印したけど、なんか傷ついてしばらく顕現できなくなって
地上は魔物が蔓延り人が住める世界ではなくなってしまった状態。
パートが2Dアクションパートと人間発展シミュレーションパートがあり
まずは、神が石像に宿り、その土地土地の魔なるものを討滅して再び人間が住めるようにするアクションパート
その後、初めの人類2人を生み出したのち、
神の使い、天使を操作して人類を発展させていくシミュレーションパート
となってます。
実際プレイしての感想
30年前のゲームリメイクなのでいろいろどうなるのかと思いましたが、
実際やってみた感じは、
連続斬りにバックステップなど、かみさまアクションはスタイリッシュになってました。
妙に固いアクション(石像だから?)は何となく引き継いでました。
魔法が強すぎて、難易度はだいぶ抑えられている感じですね。
残機性なのですが、ほぼやられることなくクリアまでたどり着けました。
ブラッドプールで血の沼が落下即死でなくなってたり、アイテム集めれば自動復活1回がデフォでついたり苦戦することはあんまりないと思います。
魔法が強すぎになってる半面、発動までのラグと硬直が長すぎるので置き気味に使わないといけないのは、若干イライラしますがボス戦は連発してればほぼ削れます。
シミュレーションパートも何となくパワーアップしているのですが、SFC版で大体何が発生するのか覚えていたこともあり、やや単調に。いろいろ追加要素としてクエスト形式になってたり、土地ごとの英雄が新たに登場したり、魔物のの進行としてタワーディフェンス要素などが増えてました。
BGMはオリジナルがすごすぎたので期待値が高かったのですが、いい感じにアレンジされてました。オプションでオリジナルに切り替えることもできてサービス精神旺盛です。
不満点
大半のプレイ時間を占めるシミュレーションパートが単調であったり、
イベントをクエスト形式にする意味があんまりなかったり。
英雄要素もそれ必要か?とか思うところもありますが、せっかくリメイクするのだから要素を増やしてみた感じなのかと思いました。
ただ、強制的にプレイすることになるタワーディフェンスがまあ苦痛でした。
特段難しいわけでもない魔物の進行をなんとなく防ぐのですが、事前に配置する砦と召喚する英雄の種類でほぼ決まります。どこからどの敵が出てくるかを覚えて、砦配置をやり直せば絶対クリアできます。
逆に言うと、砦の配置と召喚する英雄の種類を間違えると簡単に押し負けます。
覚えゲーと配置、召喚する英雄の種類も最大二人なので種類もないし、暇です。
英雄のレベル上げもアイテムを使うのですが、わざわざアイテムに分ける必要もなくひと手間面倒なだけのミニゲームといった印象でした。
何より強制でクリアまでに固定でこなさないといけないのが合わなかったです。
総括
うーん思い出補正がいいほうにも悪いほうにも作用するゲームでしょうか。
懐かしい気持ちが強ければ強いほどテンポが悪く中弛みしてしまう印象でした。
ゲーム自体単体で見れば決して悪いわけではないのでいいのですが、やりたいアクションとシミュレーションがかみ合ってない感がちょっと残念でしたね。
新しい試みでセリフも立ち絵もなかったただの敵の魔物にストーリーが付いて掘り下げられたり、別の次元が出てきたり、止まっていたアクトレイザーの世界が少しでも広がったのは素直に楽しかったです。
歯ごたえほしい人はスペシャルモードなどをやれば爽快感の無い理不尽な難易度で遊ぶこともできるので全体の難易度を低くするのは良いと思いました。
SFC版をリアルタイムでやった際は発展のためには時に雷を落として人を焼き払ったり、直接は手を出さない(出せない)けど確かにそこにかみは居る。ことによる神視点が感銘を受けたものですが、かなり近い位置の人間英雄が出てきてそうでもなくなったり、あんまり人の切なさを感じることは出来ませんでした。これは年取ったせいもあるかも。
住民の立ち絵が妙にえっちなのは良いと思います!
トロコンはタワーディフェンスを何回もしないとダメそうなので諦めです。
30年後のリメイク自体奇跡なのでほかの作品もリメイクしたら触ってみたいと思います。